2008年08月21日

北京オリンピックにベッカム登場か!?

閉会式で次回五輪開催地ロンドンを代表

 【21日北京発・サイバー悟空】 まもなく北京の祭典の火も消える。閉会式では、次回開催地ロンドンへと五輪の旗は手渡される。北京五輪関係者からは、その代表として、イギリスサッカー界のスターの名前が出てきているようだ。ベッカムと予想されている。

 (考) ベッカムとは関係ないが、先日、オリンピック公園でイギリスから北京五輪観戦にやってきた親子と話をした。父親は「北京はすごいね。施設もでかいし、新しい。なによりもチケットがあれば地下鉄がただだ。タクシーも安いじゃないか」と満足げに語った。で、「次回のロンドンはどうなりそうだい?」とたずねたところ、「施設は北京には及ばない。五輪の規模は小さくさるよ。タクシーの初乗り運賃は北京の10倍だ。地下鉄も決して無料にはならない。お金がなければ、楽しめないさ」と、あっさり。
 ロンドンは世界でも最も駐車場代が高い街とも言われている。宿泊費は、レストランでの食事代は、お土産代は・・・。4年後の原油価格はいったい1バレルいくらなのか?アジアからロンドンまでの飛行機代はいくらになるのか?体操、陸上、水泳野球と北京で、生まれてはじめて観戦したオリンピックは楽しかった。4年後もぜひ観戦したいと思っているが、経費を考えるだけで、あきらめモードになりそうだ・・・。

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2008年08月02日

北京の激変

芝生の公園、花壇とタクシー運転手の笑顔

 【2日北京発・サイバー悟空】 いよいよ8月になった。北京オリンピック開幕まで1週間。カウントダウンである。

 そんな北京で起こっている突然の変化。
 古い建物を壊した瓦礫の一帯が、一夜にして芝生の公園になったり、花壇になっている。北京の町並みは、直前になって考えられないほどのスピードで変化している。ものだけではない。人も変化してしまったようだ。運転手のマナーの悪さで、有名な北京のタクシーだが、1日から全運転手が黄色いカッターシャツか、白シャツネクタイ姿になった。そして、何よりもタクシーは外観から、中までもきれいに掃除されている。そして、運転手が笑顔でフレンドリーになっている。相変わらず、英語は通じないが、笑顔だ。

 多くの外国人が北京入りしている。北京は見事に状況を変化させた。

 () 2週間前に乗車したタクシーでは、タバコのにおいが充満し、運転手の胸ポケットにはタバコの箱。運転手には笑顔なんてなかった。こちらの質問に対しても何の受け答えもしない運転手が多かった。地面に色を塗ったように、出現した花壇や芝生の公園も、目には優しい。むしろ、オリンピック以降もこうあってほしいと願わざるを得ない。緑少ない北京に緑が》出現した。笑顔少ない北京に笑顔が登場した。しかも、7月から8月に月をまたいだだけなのに・・・。中国は摩訶不思議な国である。

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2008年07月23日

“がんばれ中国”は退場!

北京五輪委、試合会場に持ち込む応援グッズ規制

 【23日北京発・サイバー悟空】 “加油中国(がんばれ中国)”は“世界大家族”の雰囲気を破壊する。外国人は漢字が理解できない。−

 北京オリンピック委員会はこのほど、各試合会場に“加油中国”のスローガンを書いた横断幕や各種各様の応援グッズの持込を禁止した。中国の応援現場では、これまで不可欠だった決まり文句“加油中国”。応援する掛け声だけになりそうだ。さらに、同委員会は、横幅2メートル、縦1メートルのサイズを越える横断幕の持込も禁止。他の観衆の迷惑になることを理由に挙げた。 

 
() “加油中国”は、北京オリンピックスポンサー企業が、よく使っている標語だ。例えば、マクドナルドなども、この4文字をCMなどでも使い倒している。中国の市民が使い慣れているこの4文字を規制することの意味がわからない。それならば、むしろ、文字そのものを規制するのではなく、持ち込む国旗や横断幕などの応援グッズのサイズをもっと、規制すべきであろう。縦99センチ、横199センチのサイズの横断幕はOKとなる。十分に後ろの観衆に迷惑がかかる大きさだ。縦1メートル近い大きさの“五星紅旗”が、スタンドのあちこちで掲げられたら、それこそ、試合が見えない。果たして、大丈夫だろうか?先日も聖火リレーのニュースを見ていて、嘆息をもらしてしまった。聖火リレーに参加した20代後半から30代前半の男性が興奮してカメラの前で叫んだ。“中華民族の力をいまこそ世界に見せて、最も強いことを証明しよう”。それが、ニュースで普通に流れる中国。残念ながら、中国の観衆のマナーやモラルの問題は、まだまだ不安が残る。世界中の人達が中国の市民と共に楽しめるオリンピックになるよう、愛国無罪な応援態度がないことを祈るばかりだ。  
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2008年07月14日

北京 消えた海賊版

当局、たった一通の通達で

 【14日北京発・サイバー悟空】 「7月4日だったと思うわ。通達が来たの。もうないわよ。9月末までだめね」。外国人も多い北京大使館街近くのDVD屋の女性店員が話した。
 「もうない」のは、海賊版のDVDやCDだ。この店の棚には、これまでの3分の1ほどしか商品が並んでいない。特に海外の映画は激減。中国の作品ばかりが並んでいる。客はいない。この店員女性は暇そうに、店のテレビを見ていた。

 街を歩くと、これまでDVD屋だった場所がもぬけの殻になっている。店の中は、壁から剥がれ落ちそうなスターたちのポスターだけが残り、ちょっと前までここがDVD屋であったことがわかる。棚さえ見当たらない。

 今月に入り、北京から映画・音楽の海賊版DVD・CDが街中から消えた。まるで、津波が引くように、一気に、しかも静かに全てが消えてなくなっている。

 店舗を構えず、私の住むマンション一帯で海賊版DVD・CDを売り歩いている男性は、「パラリンピックが終わるまで商売にならないよ。仕入先も、もう海賊版がつくれないんだ。在庫がないんだよ。8月、9月は家でテレビでも見ているよ。今は自分の持っている在庫処分さ」と笑っていた。


 () 通達を出した当局は城市管理局だろうか。たった一度の通達で北京の街から海賊版が消えた。知的財産権の侵害はなはだしい中国。世界からも叩かれている。叩かれるたびに、「政府は取り締まりを強化している」というが、これまでは、街中に海賊版があふれていた。映画なら一枚6元(約90円)。原価2元から3元ほどで海賊版は生産されている、という。ハリウッドの新作でも、下手をすれば日本でのロードショー前に中国では海賊版が出回る。堂々と街中で売りさばかれている。中国政府は「海賊版を容認しているんだ」としか思えない状態だった。
 しかし、北京五輪1ヵ月を前に、当局は本気で取り締まりに出た。そして、それはたった一通の通達で、可能だったことになる。中国政府は、これまでも海賊版DVD・CDの出所(生産現場)も売り場(店舗)も全て把握しているに違いなかった。でなければ、一瞬で海賊版を消し去ることなどできないだろう。
 となれば、これまで中国政府は、対外的には「取締を強化している」としながらも、国内的には看過していたことは明らかだ。海賊版を生業として生きている人々は多い。そして、かれらから役人に流れる汚れた金も少なくないのだろう。北京オリンピックの影である。
 パラリンピックが終わり、国慶節(中国の建国記念日)が過ぎれば、当局は掌を返すだろう。海賊版は再び街中に出回るに違いない。
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2008年07月08日

中国、マイカー維持コストは1年約35万円

ガソリン価格高騰で車は高嶺の花

   【7日北京発・サイバー悟空】 ガソリン代、保険料、維持修理費、駐車場代…。中国におけるマイカー一台のランニングコストは約35万円という調査結果が出た。一月あたり約3万円のコストとなった。内訳は、ガソリン代は45%で約16.5万円。保険料が24%で約7.5万円。維持修理費が16%の約5.5万円。駐車場代などその他諸経費が15%約5.5万円。
  中国の都市部市民の年収は、全国平均で約35万円。夫婦共働きでも、地方の都市住民にとっては、マイカーはまだ高嶺の花であるようだ。一方で、北京などの大都市ではマイカー時代に突入している。  ちなみに、最近の原油高によって、中国でもガソリンは1リットルあたり約14円値上げされ、現在レギュラーガソリンが1リットル99円となっている。 () 中国では、自国で原油を生産しているが、ガソリン価格が高い。中国にもマイカー時代が訪れるのではないかという見方もあったが、今後さらに上昇が考えられるガソリン価格によって、車を購入する人は抑制されるのではないだろうか。日本では、ガソリン1リットル300円を越えれば、半数の人が車を手放すというアンケート調査結果もある。中国における1リットル99円は、日本的感覚で言えばすでに300円ぐらいの感覚だろう。中国の自動車市場で勝ち残るには、経済的理由から燃費のいい新しい技術の車が必要にちがいない。そして、結果として、それが環境にも負荷が少なくなる。 
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2008年07月06日

北京五輪のチア、赤い扇子で始動!

laladui.jpg選ばれし600人のチャイナガール

 【5日北京発・サイバー悟空】 北京五輪まであと1ヶ月。北京では現在、オリンピックの各試合会場で試合を盛り上げるチアガール600人が練習に励んでいる。彼女達は厳格な審査によって全国各地から選ばれたボランティアの応援団だ。中国らしさも忘れず、ボンボンの代わりに赤い扇子を手に躍動するようだ。(左写真:新京報網より)



 () 中国のスポーツ観戦における応援の言葉といえば、『加油(ジャヨウ:がんばれ)』が定番。国際大会なら他に『China!』ぐらいで、どうしても淡白だ。せっかくのオリンピック。英語でも掛け声でもなんでもいい。変化に富んだ応援の言葉、スタイルを、ぜひ彼女達には中国のスポーツ観戦の現場に残していってほしい。できれば、日本を含め、参加国全ての選手に声援を送ってもらいたい。

 間違っても中国代表の対戦国(特に日本)へのブーイングの先頭にだけは立たないでほしいと願うばかりだ。
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2008年06月26日

中国国産新幹線『和諧号』、時速394.3キロ記録

世界最速で、一大経済圏形成も加速か

 【25日北京発・サイバー悟空】 24日午前、北京−天津間を走る高速鉄道でテスト走行を実施していた中国国産新幹線『和諧号』CRH3型が時速394.3キロを記録した。これは、現在のところ営業鉄道においては世界最速という。人民網が25日伝えた。

 北京−天津間を結ぶ高速鉄道『京津城際鉄道』は全長約120キロメートル。今年7月1日より試運転段階に入り、北京オリンピックに向けて営業運転を開始する予定になっている。

 天津は北京の外港。ともに1000万人以上の人口を抱える大都市。この日の実験では、出発駅の北京南駅と終点天津駅を25分10秒で結んだ。同鉄道の開通により、「半時間経済圏」が形成され、両都市の一体化が進む、と期待されている。

 中国の高速鉄道の運用が始まって今年で3年。世界の多くの国が30年かけて積み上げてきた過程を、中国は3年で越えた、と報じている。

 

() 注目すべきは、世界最速ではない。高速鉄道が与える経済的効果だ。日本の新幹線も、大阪東京間の人の移動を促した。高度経済成長の象徴だった。人口1400万人の首都北京は、10年後には2000万人を越えると予測されている。天津市と合わせれば、3000万人を越える一大経済圏が、形成されようとしている。現在、北京国際空港は北京オリンピック前に新しいターミナルを建設し、運用をすでに開始しているが、これも2015年には手狭になると予測され、北京市と天津市の中間に、さらに巨大な新空港を建設するという計画もある。高速道路もすでに両都市を結び、1時間半ほどで人と物資は往来している。

 数年後には、両都市の一人当たりのGDPは、確実に1万米ドルを越え下位先進国レベルになってくる。巨大な空港、港、高速道路網、高速鉄道を備えた、人口3000万人の経済国家が日本の隣に誕生するようなものだろう。

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2008年06月22日

いつの間にか消えた風景

物乞いの人々はどこに

【22日北京発・サイバー悟空】 北京五輪まで50日となった。1ヶ月後には空気浄化などのために、交通規制や市内建設工事停止、周辺工場の操業停止などが本格的に始まる。今や北京の日常風景になっている交通渋滞や真っ黒になって働く農民工の姿も、政府の大号令のもとしばらくなくなりそうだ。

 一方で、何の通知もなく、消えてしまった北京の風景がある。最近、北京では街の繁華街で、地下鉄で「物乞い」の人々をすっかり目にしなくなった。全身火傷した体をさらけ出し繁華街で座り込む人、タイヤつきの台座に座り、スピーカーを背負い地下鉄車内を移動しながら窮状を訴える人、失明した子供の手をひき紙袋を乗客の目の前に突き出す老人。はっきりした理由はわからない。いつの間にか、忽然と街から消えてしまった、という印象だ。


 () 街から追い出されたのか、隔離されたのか。こんな変化に、北京五輪の華やかさの影に、中国の深い闇を感じてしまう。




 

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2008年06月13日

北京オリンピックで国内のテロ対策厳しく

地下鉄、飛行機の手荷物規制

 【13日北京発・サイバー悟空】 北京オリンピックまで2ヶ月を切った。飛行機では中国国内線の手荷物検査が厳しくなっている。機内持込の手荷物は1つだけも徹底されている。液体を持ち込めないことから、ライターまで没収され、目的空港に到着した喫煙者たちは、ゲートを過ぎた喫煙エリアで「ライターは持ってない?」が合言葉のようになっている。また、北京市内の地下鉄でも来月から検査が厳しくなるようだ。地下鉄にでさえ、液体が持ち込めなくなるという。


 ()真夏の北京は35度を越える。しかも、日本よりも乾燥している。市民の足である地下鉄へのペットボトルの持ち込みすら規制されるとなると、市民や観光客にとっては不便、不快であることは間違いない。先日、北京の地下鉄では紙のチケットが廃止された。しかし、せっかくの地下鉄チケットの電子化も、持込物検査のために利便性は阻害されるだろう。
 その結果がわかっていながら、これほどまでに規制を加えるほど、中国政府はテロを恐れているということになるのだろう。



 
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2008年06月07日

中国の大学受験者は1000万人超

大学大衆化加速へ、過去最多を記録
(※当ニュースは中国語教材として中国語講座《ネット留学・ちゃい語大学》会員サイト内で勉強していただけます。音声、解説、和訳付)

【7日北京発・サイバー悟空】 中国全土で7日、大学入学統一試験が始まった。今年の受験者数は昨年を40万人上回る1050万人で過去最多となった。大学の合格枠は去年より5%拡大され599万人となった。中国では、年々大学の大衆化を進め、知的労働力の強化を図っている。

 各大学受験会場では、携帯電話によるカンニングなどにかなりの注意を払っている、という。

 () 今後は毎年、600万人の高等教育を受けた若者が社会に送り出される中国。大卒者の就職戦線はすでに買い手市場とはいえ、上昇志向の強い中国の若者たちは、絶えずよりよい職場を求めている。人材は常に激しく流動している。競争は年々厳しさを増すばかりだ。しかし、この現象を中国の外からの視点で見ると、知的労働者をあふれるほどに生み出しているのだから、「中国恐るべし」と、その人材力に圧倒されるものを感じる。
日本語では「人の材」と書いて「人材」だが、中国語では「人材」を「人の才」と書いて“人才”と言う。今まさに、「知識」「能力」を備えた若き“人才”が中国からあふれ出している。
 一方で、多くの若者が派遣社員のような形態で安価に、企業に都合よく雇われている日本の現状に未来はあるのだろうか。日本社会は優秀な若い労働力を育てられているのか?ますますフラット化していく世界において、中国の“人才”は、日本の労働者にとっても必ず競争相手となってくる。労働力市場の国際的競争の中で、多くの日本の若者が取り残されるのであるならば、日本経済、日本人の生活に明るい未来は見えてこない。「毎年大卒600万人」の隣国と、資源のない日本は、「人才力」で競争していかねばならない。
posted by goku8 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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